ニッポンの未来をつくる挑戦者たち
東北では、それぞれの領域の第一線で活躍してきた
起業家、経営者、専門家がメンター(助言者)となり、
アドバイスや連携・協働を通じて、個人の成長を支えています。
また、産業支援・福祉・マーケティング・営業など、
多様なバックグランドを持つコーディネーターが挑戦をサポートします。
メンター
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マネー至上主義をどう凌駕していくか? 新しい価値をどうつくっていくのか、ということが大事なことではないかと、この10年ぐらい考えています。
石川治江 氏
NPO法人ケア・センターやわらぎ 代表理事 / 立教大学大学院客員教授
社会福祉法人にんじんの会理事長、特定非営利活動法人ケア・センターやわらぎ代表理事。杉並区から山梨県まで13拠点で特養、グループホーム、デイサービスなどを展開。専門は地域福祉とQOL活動。
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東北に“ダイブ”した若い人たちに、僕たちが歴史のなかで得てきた知識やスキルなどを、モラルも含めて伝えていくことができる時期になってきました。
入川秀人 氏
入川スタイル&ホールディングス 株式会社 CEO
1999年LDK創業。2002年カフェカンパニーを楠本 修二郎氏と共に創業し、2007年に引退し現在Irikawa&Partnarを主宰。カフェ作りから建築デザイン〜都市計画また企業のブランディング、商品開発、等の企画〜実施、運営までをワークショップスタイルのプロジェクトにて運営する。
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地域の人たちそれぞれが、それぞれのスタイルにあわせて地域に関わることができる仕組みづくりをやっています。住んでいる人が愛している地域はそのうち地域外からも人は来てくれる、そのような優先順位です。
菊池広人 氏
特定非営利活動法人いわてNPO-NETサポート事務局長 きたかみ復興支援協働体 事務局長
盛岡市出身、早稲田大学卒。スポーツ関係のNPOを経て、06年岩手県にUターン。北上市のまちづくり事業に携わる。震災後は、大船渡市や大槌町、釜石市の仮設住宅支援員など、復興関連施策を推進する。
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山に登っている途中、景色は見えません。頂上にたどり着いて周りを見渡し、(その達成感に安住することなく)登るべき他の山を見つけて、急いで降りて、また登りに行きます。つまり、降りることを前提にいつも登るのです。
戸枝陽基 氏
社会福祉法人むそう 理事長
日本福祉大学を卒業後、愛知県半田市で団体職員として勤務。障害者と家族を支援する限界を感じ、自らNPOを立ち上げる。デイサービス、ホームヘルプ、グループホーム、就労支援、余暇支援を展開し、4年後社会福祉法人むそうを設立し、通所授産施設を作る。
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東北は特殊な状況にあります。魅力的な“火種”があると思います。まちおこしや地域おこしというは一種のたき火のようなものだと思っています。
牧大介 氏
A0株式会社 代表取締役
京都大学大学院農学研究科卒業後、民間のシンクタンクを経て2005年に株式会社アミタ持続可能経済研究所の設立に参画。06年から地域再生マネージャーとして西粟倉村に赴任。09年より株式会社西粟倉・森の学校を設立と同時に代表取締役就任。15年株式会社森の学校ホールディングスを設立。16年に森の学校ホールディングスをA0(エーゼロ株式会社)と改める。
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大事なのは、共感する人がいること。人が集まって共感が生まれる。市民を巻き込み、持続できるアイデアを集める。持続的な場づくりが重要。
西田浩 氏
面白法人カヤック社外取締役 /NPO法人マチット理事/ カマコンバレー メンバー
金融機関にてファンドマネジャーとして国際株式投資業務に従事後、ブランディング、コミュニケーションデザインの会社を創業。アニメ制作会社、携帯コンテンツ企画配信会社、トイ会社等の上場会社の社外役員を兼任。現在、ベンチャー企業の経営・事業戦略のサポーター、地域活性化アドバイザーとして活動中。
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復旧、復興のステージを過ぎて、創生のステージには、単にお金とか権威とかではなく、人のアイディアやコミットメントなどが必要になります。人と人との顔の見える関係からまさに火種が、パートナーシップが生まれつつあるのです。
宮城治男 氏
NPO法人ETIC.代表理事
1972年徳島県生まれ。93年、早稲田大学在学中に、学生起業家の全国ネットワーク「ETIC.学生アントレプレナー連絡会議」を立ち上げる。2000年にNPO法人化、代表理事に就任。世界経済フォーラムヤング・グローバル・リーダーズに選出(2011)。
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地域で仕事をするということは、それこそ、祭をはじめとして、地域の人と共に暮らすという感覚を養うことになります。人と人のつながりが深いですし、自分自身を構成しているものを見つめ直して、将来をじっくり考えるきっかけにもなると思います。
森山奈美 氏
御禊川株式会社 代表取締役
石川県七尾市生まれ。都市計画コンサルタントとして、地域振興計画、道路計画等を担当。民間まちづくり会社㈱御祓川(みそぎがわ)の設立に携わる。川を中心としたまちづくりに取り組み、近年は「能登留学」で地域の課題解決に挑戦する若者を能登に誘致している。
コーディネーター
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諸希恵 氏
気仙沼地区担当
2007年、株式会社リクルートに入社後、ホットペッパーグルメの広告営業に携わる。東日本大震災後、被災地のボランティアツアーに参加し、東北の方々を支えることに関わりたいと考え、2013年秋、NPO法人ETIC.に参画。現在、コーディネート業務に加えて、東北オープンアカデミーの事務局も担当している。
(東北オープンアカデミーHP http://open-academy.jp/)
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山内亮太 氏
南三陸地区担当
南三陸観光協会、南三陸まちづくり未来 事業プロデューサー。大阪大学在学中は、就活コミュニティ運営、本の出版等を行いつつ、ETICの活動をサポート。その後某電気メーカーにて商品企画マーケティングに従事。09年11月よりETIC.に参画。
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押切真千亜 氏
福島地区担当
秋田県湯沢市出身。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、青年海外協力隊村落開発普及員としてニカラグアへ。その後大学院を経てJICA勤務。ドミニカ共和国にて農業開発プロジェクト、帰国後JICA青年海外協力隊事務局、横浜国際センターで市民参加協力事業を担当し、2012年10月よりETIC.に参画。
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木村静 氏
石巻地区担当
北海道出身。札幌のコミュニティFMでラジオパーソナリティー、TVリポーター、イベント司会等をしながら、まちづくりNPOで7年ほど活動。2008年関東に拠点を移し、フリーランスとして、司会やレポーター、ライター、カメラマンのほか、ボイストレーニング、リポーター養成、映像制作等の講師も行う。女性やマイノリティ当事者からの情報発信、コミュニケーション、まちづくりをテーマとして活動。2015年4月よりNPO法人ETIC.に参画。
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山口敏 氏
釜石地区担当
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西村真由美 氏
石巻地区担当
宮崎県五ヶ瀬町出身。大学卒業後、一般企業での勤務を経て2010年に特定非営利活動法人JEN入局。中越大震災後の十日町市池谷集落の村おこしプロジェクトを担当。その後、ハイチの事業を担当中に3.11発災し宮城県入り。以後石巻市を中心に緊急支援のプロジェクト並びに現地雇用スタッフのマネジメントを担当。特に在宅被災者が多い沿岸部でのコミュニティ支援に継続して取り組む。二年半に渡りJENの現地駐在員を務めたのち、2013年9月より石巻にて個人事業主として開業し、住民主体の地域づくりのサポートを行っている。
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蓜島一匡 氏
石巻地区担当
東京都出身。大学卒業後水産商社に入社。世界の食料問題と経済格差に関心を持ち退職。セカンドハーベストジャパンでフードバンク部門の統括に。3.11後は仙台入りし、国内外の物資のコーディネーター、共生地域創造財団の事務局長を経て、現在は、ETIC.震災復興リーダー支援プロジェクトのコーディネーターとして、石巻の右腕をサポート。
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本多智訓 氏
石巻地区担当
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河合恵里 氏
石巻地区担当
2009年早稲田大学国際教養学部卒業。国際見本市主催会社にて1年弱セミナー企画運営を担当する。その後は友人と古本屋を立ち上げ約1年仕入れから値付け、在庫管理、店頭販売まで経験し、友人に店は託しその後は1年間外資系IT企業にて新卒採用に従事する。2013年にap bankへ転職し、2014年にReborn-Art Festival(RAF)立ち上げのため石巻に移住し、現在も石巻をベースに主にRAFの仕事を行なっている。
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中村志郎 氏
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遠藤智栄 氏
仙台地区担当
地域社会デザイン・ラボ、代表。仙台を拠点に東北エリアで「人育ち・まち育ち」をキーワードにサポート活動を行う。人材育成、組織基盤強化、地域の課題解決やフューチャーセッション、政策への市民参画など。2015年秋からETICのコーディネーターとして参画。サポート活動で訪ねた地で、その人たちの思いや息遣い、そして暮らしが生み出した景観や風土に触れるのが楽しみ。
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布田剛 氏
仙台地区担当