気仙沼
「地域の資源を守り、活かす」
「外の文化を受け入れ、新しい文化を創る」
2つの文化を持つまち、気仙沼
遊ぶように働き、働くように遊ぶ。
公私の垣根を超えて、まち全体をフィールドにする。
それが地域で働き、暮らす醍醐味だ。
ニッポンの未来をつくる挑戦者たち
遊ぶように働き、働くように遊ぶ。
公私の垣根を超えて、まち全体をフィールドにする。
それが地域で働き、暮らす醍醐味だ。
企業で勤めていて 「都市から地方への転勤」「地域へ移住」 と聞くと、どんなイメージを持つでしょう。
「都会の競争から外れた」「都落ち」「都市より機会が少ない」
まだまだそういったイメージを持っている人も多いかも知れません。
でも、あまりにも大きくなってしまった都市のシステムの一部として働くこと、
そしてありたい暮らしとのギャップに、違和感を持っている人も少なくないはずです。
「働くとは何か」「暮らすとは何か」。
その解を求めて、都市から地域に飛び込む人たちは増えています。
気仙沼が広げていきたい「働き方、暮らし方」とは、
三陸リアス式の豊かな自然の恵みや景観、そして世界に開かれた港町が築いてきた歴史や文化を楽しみながら、
持続可能な形で経済に変えていくこと。
夜には立場を越えて集い、新しい「遊び」や「楽しみ」を企画して、それがまた商売になったりすること。
行政も民間も、地場の経営者も外から来た若者も、老若男女も関係なく、
気仙沼をフィールドに、遊ぶように働き、働くように遊ぶこと。
気仙沼では、多くの人が持つ従来のネガティブなイメージを覆すような
他地域のモデルとなる働き方や、都心では実現出来なかった暮らし方が生まれているのです。
気仙沼右腕プログラムでは、自分なりの「働き方、暮らし方」を実現する機会を気仙沼が市を挙げてバックアップ。
地域での新しい「働き方、暮らし方」を創り、日本中に発信しているのは、3年後のあなたかもしれません。
地域の新しい価値を生み出しながら、「働き方・暮らし方の再定義」 に挑んでみませんか?
これからの日本のロールモデルとなる、観光の新しい地域経営システム(DMO)を確立させる!
プロジェクトリーダーの「右腕」として、リーダーの事業ビジョンの実現に参画する「右腕コース」。
最大3年間の右腕期間で、事業をともに軌道に乗せていくことが目標です。
また、3年間の期間中に自身の事業構想を固めた場合には、「起業準備コース」や「起業コース」への変更も可能です。
自身の事業構想の実現に向けて準備を進める「起業準備コース」。
起業したいテーマのプロジェクトに所属して業務に関わり、地域との関係性を作りながら、自身の事業立ち上げに向けた準備(リサーチ・事業化)を行います。
既に事業プランをお持ちの方の持ち込みの事業プランを形にしていく「起業コース」。
プロジェクトに所属することなく、ベーシックインカムとして月20万円が1年間保証される中で、気仙沼での起業に向けて活動をしていきます。起業にあたって、地域での研修などのサポートもあります。
※起業コースを希望された場合でも、選考の結果、1年目は起業準備コースからスタートし、2年目以降に起業コースへの移行となる可能性もございます。ご了承下さい。
エントリーはプロジェクト毎に行います。 現在右腕募集中のプロジェクトの内容をご確認ください。
エントリーしたいプロジェクトが決まったら、登録フォームに情報を入力いただき、右腕プログラムのエントリーシートを入手してください。
→ エントリーシートをダウンロードする
エントリーシートの必要事項をご記入の上、「住民票」「運転免許所のコピー」と併せて事務局にメールにて提出してください。
お送りいただいた方から、順次書類選考を行います。
※「起業準備コース」は、事業構想案もご記入いただきます。
NPO法人ETIC.の担当者による面談を行います。
1次面談は基本的にNPO法人ETIC.渋谷オフィスで行いますが、遠方の方などはskypeや電話等で行う場合もあります。
1次面談を通過した方は、気仙沼にいるプロジェクト責任者との最終面接を実施します。
職場や生活環境を直接ご確認頂くためにも基本的には活動地域での面接を行いますが、ご自宅から現地までの往復交通費は自己負担となりますので、ご了承ください。
プロジェクト責任者・エントリー者の双方の合意により右腕参画が決定します。
プロジェクト側での検討の結果は、NPO法人ETIC.の担当者よりメールにてご連絡いたします。
活動開始時期は各プロジェク責任者との調整の上、決定してください。
右腕内定者を対象に、参画する地域についての事前学習、これまで活動して来た右腕のケースラーニングなどの研修を実施します。参画決定後から活動開始までの間にご参加ください。
会場は、東京または仙台を想定していますが、変更の場合もあります。
※原則必須参加ですが、どうしても調整が難しい場合、別途オリエンテーションのみを行います。
「気仙沼右腕プログラム」は、気仙沼市の地域おこし協力隊として活動していただきます。
地域おこし協力隊は、活動開始前に気仙沼市への住民票の移動が必須となりますので、ご対応をお願いします。
住民票移動後、気仙沼市より地域おこし協力隊として委任状が交付されます。
活動開始後、最長3年の期限で活動していただきます。
定期的に振り返りや活動報告を行う機会などもご用意していきます。
また、1年毎に自身の取り組みを振り返ったり、今後のキャリアを考える研修を実施します。
「右腕コース」の方は、キャリア研修後に「起業コース」への変更も可能です。
宮城県気仙沼市は、宮城県の北東部、「陸中海岸国立公園」の南玄関口に位置し、美しいリアス式海岸を有する水産業と観光業のまちである。
全国的にもサンマの水揚げで有名な気仙沼港は、世界三大漁場の一つである三陸沖を操業域とする漁船の主要な水揚げ港の一つであると同時に、日本の遠洋漁業の基地の一つとなっている。
全世界からの漁船が停泊する気仙沼には、海外からの漁業従事者が足を踏み入れ、彼らによって新しい文化が持ち込まれてきました。
リアスの海・山・川・里の豊かな自然環境で育まれた新鮮な食材は、地域固有の郷土料理や食文化を生み出してきた。そんな背景から、2003年に日本で初めて「気仙沼スローフード」都市を宣言。
地域のかけがえのない財産である風土と食文化を守り、次の世代に伝えていくこと、そして多様性を認めあう心豊かな人間性を育み、自然と調和する住みよいまちにしていくことを目指しています。
>>気仙沼スローフードWEBサイト
自分たちが暮らす街「気仙沼」の魅力をどんどん探り、発見し、面白さと人をつないでいく作戦会議「ば!ば!ば!プロジェクト」をはじめ、気仙沼には地域内の若手と地域に移住してきた人材が交わる機会が数多く存在している。
遊びの場の会話が仕事に繋がったり、仕事の繋がりが遊びにも活きたり・・・気仙沼には、地域を楽しく生きている・暮らしているモデルがたくさんいます。
地域の先輩起業家の話をカジュアルに聞ける「ぬまトーク」、事業設計やブラッシュアップの機会 「ぬま大学」など、気仙沼をフィールドに新しいことを生み出したい、挑戦したいという人を応援する取り組みが多数存在。 また、地域の金融機関でもある気仙沼信用金庫も、新規創業の支援プログラムを提供していたりと、地域あげての起業・創業サポートが用意されています。
気仙沼地域エネルギー開発株式会社
1986年早稲田大学商学部卒業。
昭和シェル石油での研修期間を経て家業の気仙沼商会を継承、2007年に代表取締役就任。
2011年東日本大震災にて壊滅的な被害を受けた家業を再建する傍ら、気仙沼市震災復興市民委員会の座長として震災復興計画策定に奔走し、その後計画に基づいた地域の再生可能エネルギーを調達すべく、気仙沼地域エネルギー開発株式会社を起業し、代表に就任。
一般社団法人まるオフィス
平成元年生まれ、兵庫県姫路市出身。幼少期に阪神淡路大震災を経験。早稲田大学進学後は、中国広東省のハンセン病快復村でワークキャンプ活動に参加。2011年春、卒業と同時に宮城県気仙沼市唐桑町に移住、震災復旧復興活動に従事。2012年に地域の若者とまちづくりサークル「からくわ丸」を立ち上げる。気仙沼市地域支援員の業務と並行して、自ら立ち上げた一般社団法人まるオフィスの代表理事として活動。現在はまるオフィスでの活動をメインに、唐桑町のまちおこしを担っている。
一般社団法人まるオフィス、元右腕
2011年3月、東日本大震災直後から宮城で支援活動を開始。
その年の秋からは、大学を休学して1年間ボランティア活動に力を注ぐ。休学期間が明けても、まだやり切れていないという気持ちが残り、進路について悩んだ結果、卒業後右腕プログラムを通じて気仙沼へ。 俳優・渡辺謙さんプロデュースで知られるイベントスペース「K-port」の立ち上げ事業の責任者を経て、現在は一般社団法人まるオフィスにて地域内の人材育成に尽力している。
NPO法人「底上げ」
1983年生まれ。児童養護施設、飲食店などで勤務。2011年、ボランティアとして宮城県気仙沼市に入り、そのままNPO法人「底上げ」を立ち上げ移住する。地域に根付いて活動を展開していく中で、気仙沼、南三陸の高校生が地域課題に対して主体的にプロジェクトを作り実施していく活動をサポートしている。 また、現在では気仙沼まち大学の事務局も務める。
気仙沼商工会議所会頭。酒造会社「男山本店」社長
新しい観光やマーケティングの仕組みを作るDMO構想の中心的役割、東日本大震災で被災した街の復興を進めるまちづくり会社等の代表も務める。
気仙沼水産資源活用研究会会長
1982年北里大学卒業。
食品問屋就職、1985年横田屋本店就職、2010年代表取締役就任。
2013年11月28日、気仙沼水産資源活用研究会設立、会長に就任。
気仙沼では、地域資源を活用し、新たな経済や社会のあり方を提案する事例が次々に生まれています。